インドビザセンターのブログ
2017.05.01
インドに迷路バーが開店!しかしそれにはとんでもない理由があった!
©The News Minute
The News Minuteによりますと、インド南部ケーララ州中部にあるイェルナークラム県に、この度、風変わりなバーが開店したそうです。
何が変わっているかというと、この店「Aishwarya Restobar(アイシュワリヤ・レストランバー)」には、道路から入り口まで全長約250mの迷路をくぐり抜けなければならないそうです。
こんな店を作るからには、お店のオーナーはよほど迷路好きなんだろうと思われますが、実はそうではなく、インドならではの理由がそこにありました。
インドビザもそうですし、昨年の高額紙幣廃止もそうです。
インドでは何の前触れもなしに、突拍子もなく規則が変わったりすることがあります。
そう、今回も突然でした。
飲酒運転が大きな問題になっているインドで、NGO団体が出した訴訟により、突然この4月から国道や県道から500m以内にある施設でのアルコール販売が全面的に禁止されました。
つまり、大通りにある大きなレストランだけではなく、通りに面したホテル内のレストランやバーもお酒を出せなくなり大混乱に陥ったわけです。
©The News Minute
小さなお店は対応が全くできないため、軒並み廃業に追い込まれている中、県道17号から300m地点にお店を構えてこのお店のオーナーは、あと200mを何とかしようと知恵を巡らせ、約30万円をかけ250mもある迷路を作ることにより、県道から500mという基準をクリアしました。
これには、インドのお役人も文句は言えず、無事に開店となりました。
しかしこれもインド。
インド人やインドのシステムには、色々と腹が立つようなこともしょっちゅう起こりますが、意外と目線を変えてみると面白いこともたくさんありますね。
そんなインドに行きたくなったら、インドビザ申請の代行などはインドビザセンターにお任せくださいね。(*^^*)