インドビザセンターのブログ
2014.02.04
インド国内で自動車販売の低迷が続くタタ・モーターズが、新型小型車を発表
インドの自動車メーカー最大手、タタ・モーターズは3日、明日2月5日にインドで開幕する「デリーモーターショー14」(第12回オートエキスポ2014)に先駆け、4年ぶりとなる小型車の新モデル「ゼスト」と「ボルト」を発表した。
「ゼスト」は4ドアセダン、「ボルト」は5ドアハッチバック車で、共にインド国内で主流となるコンパクトカーに位置づけられ、また同時に、国外の市場も意識したグローバル・カーとなる。
データによると、タタ・モーターズの昨年4月から12月の販売台数は15万5571台と、前年同期比37%のマイナスとなり、同じ時期のインド国内の自動車新車販売台数が5.7%減少であったことから、大きくシェアを失うこととなっていた。
金利や燃料コストの上昇といったことが、インド国内の自動車販売低迷の原因だと考えられているが、そうした状況の挽回を目指し、タタ・モーターズは今回、自社の販売の大多数を占める小型自動車市場に、両新型車を投入し、巻き返しを図り、失われたシェアを奪還したい考えだ。
新型ゼストPV
新型ボルトPV
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